弊社及び弊社と投資一任契約を締結しているファンド(以下「弊社」と総称します。)は日本証券金融株式会社(以下「日証金」といいます。 )の株主です。 日証金は以下に記載した不適切な会計処理によって、執行役に対して過剰に役員賞与及び業績連動報酬(以下「業績連動報酬等」といいます。)を支給していると推定されるため、本提訴請求においては執行役が過剰に受領した業績連動報酬等を日証金に返還するよう求めています。 ・日証金における執行役の業績連動報酬等は主に経常利益の金額を基準として算定される ・日証金は、本来営業外収益又は特別利益に計上すべき有価証券の売却益を営業収益として計上しており、これは金融商品取引法及び内閣府令に反する不適切な会計処理である ・日証金は2021年3月期以降、株式会社日本取引所グループ株式の売却によって発生した多額の有価証券売却益を営業収益として計上しているが、これは特別利益に計上すべき利益であった ・上記不適切な会計処理によって、日証金の経常利益の金額は水増しされ、それに伴い経常利益の金額を基準に算定されている業績連動報酬等の金額も過剰に算定されていると推定される◆2023年1月19日
弊社は、 日証金(日証金の監査委員)に対し、 2023年1月18日付の書面により、 下記の内容により執行役に対して不当利得返還を請求する訴え提起の請求(以下「本提訴請求」といいます。)を行ったことを公表いたします。